HOME > book > 「日本版グリーン・ニューディールへの提言 〜「フィードインタリフ思想」が経済を活性化する〜」
日本版グリーン・ニューディールへの提言

日本版グリーン・ニューディールへの提言
〜「フィードインタリフ思想」が経済を活性化する〜

著者 村上 敦
出版元 NPO法人ソーラーシティ・ジャパン/クラブヴォーバン
ファイル数 204ページ
データサイズ 1.71MB
ファイル形式 pdf
印刷サイズ A4サイズ

世界的な景気低迷のなか、唯一の打開策として脚光を浴びているのが、アメリカのオバマ政権が提唱する「グリーン・ニューディール政策」です。
その大きな柱は、太陽光や風力を利用したグリーン・エネルギー(再生可能エネルギー)の推進にあります。そして、グリーン・エネルギー拡大のために必要不可欠なのが「フィードインタリフ(固定買取価格制度)」です。

日本は今年に入って、環境省が「緑の経済と社会の変革」を打ち出し、経済産業省は"大陽光発電の余剰電力に限って"フィーインタリフの導入案を公表しました。しかし、それは市場を動かすには、あまりにも心もとない政策です。

ドイツの環境政策を10年に渡って調査研究し続けてきたドイツ在住のジャーナリスト村上敦氏は、日本のエネルギー分野の政策に大きな危惧を抱き、グリーン・エネルギー産業の拡大は温暖化対策以前に、国の安全保障問題であり、このままでは、日本は国益を大きく損なうと説きます。

 

目次

はじめに
第一章 補助金からはグリーン・ニューディールは生まれない
補助金の持つリスクと非効率性
市場を活性化する「フィードインタリフ思想」

第二章 フィードインタリフという偉業
フィードインタリフの仕組みと概要
日本版フィードインタリフは有効か?
大きな成果をあげているドイツのフィードインタリフ
固定買取価格とその数字の意味
固定買取価格のお金の流れ
フィードインタリフ制度の歴史
フィードインタリフの驚異的な成果
RPS法という不利益な制度
再生可能エネルギー推進は国益のため
ドイツの2020年度予測は、売り上げ13兆円、雇用40万人
内部コストと外部コスト

第三章 太陽光発電を40倍に! 日本の挑戦とその評価
「福田ビジョン」の提示と太陽光発電の助成政策
「福田ビジョン」の目標値は妥当か?
太陽光発電施設、設置コストの減少への期待
世界の手本だった日本のこれまでの助成政策
日本社会のシステム設計を再考すべき時期

第四章 グリーン・ニューディールの本質
これまでのモノとサービスの提供方式
フォーディズムの出現から経済成長至上主義へ
トリプル・クランチを打開するために
新しいモノとサービスの提供方式
資源へ回るお金を人に回す
安価で提供されるモノには外部コストは算入されていない

第五章 外部コストを内部コストへ
日本で、環境税(炭素税)導入は可能か?
排出量取引とカーボン・オフセット
経済的な正と負のインセンティブ

第六章 グリーン・ニューディールによる雇用
再生可能エネルギー分野の雇用効果
地域で生まれる雇用
木材は唯一の自国産資源のはずだが…
高速道路建設か、自転車交通のインフラ整備か
新築ではなく、改築のススメ
エネルギー・リフォームが経済を救い、雇用を創出する
日本版グリーン・ニューディール政策への助言
実現には、専門家による中立機関の設置が必須

おわりに


日本版グリーン・ニューディールへの提言 〜「フィードインタリフ思想」が経済を活性化する〜
(ダウンロード販売)
770円
(税込)
【 EOLへの寄付額:231円 】

日本版グリーン・ニューディールへの提言 〜「フィードインタリフ思想」が経済を活性化する〜
(オンデマンド出版)
1890円
(税込)
オンデマンド出版ご注文ボタン
【 EOLへの寄付額:93円 】

bookpark冊子(印刷物)をご注文の場合は、コンテンツワークス株式会社が提供するBookParkサービス上での別決済となります。別途送料が必要ですのでご了承ください。

作者プロフィール

著者情報
■ 氏名 村上 敦 (むらかみ あつし)


■ 活動 ドイツ在住の日本人環境コンサルタント。フリーライターとしてドイツの環境施策を日本に紹介。南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い。2002年から、記事やコラム、本の執筆、環境視察のコーディネート、環境関連の調査・報告書の作成、通訳・翻訳、講演活動を続ける。

専門分野:
1.環境に配慮した自治体の土地利用計画、交通計画、住宅地開発計画
2.自治体レベルのエネルギー政策、気候温暖化対策

2008年7月に設立された持続可能なまちづくり、家づくりを支援するイニシアチブ[CLUB VAUBAN]の立ち上げに関わり、活動中。


■ 著書
■ 翻訳書
  • 「エコロジーだけが経済を救う」フランツ・アルト著(洋泉社2003年3月発売)

■ 連載
  • 「エコロジーオンライン」にフライブルクレポート
    日系BP「未来生活」
    環境省 「ReStyle」

■ HP http://www.murakamiatsushi.de
著者から一言